2024/08/06 12:20
こんにちは!
TDIC!の大槻です。
火曜日はファッション豆知識を配信しております。
本日はカジュアルあるコーデの定番アイテムの【ジーンズ】編です。
皆様ご存知かと思いますが、カジュアルの代表であるデニム素材のアイテムです。
今ではビジネスでの着用も認められはじめ、その存在はオン・オフ問わずさらに馴染み深いものになりました。
そんな頻繫に目にするジーンズですが、皆様は青く染められている理由を知っていますか?
今では様々なブランドで多くのカラーラインナップが発売されていますが、「ジーンズの色は?」と聞かれて、きっと誰もが真っ先に思い浮かべるであろう、あの独特な青には、じつはこんな理由があったんです──。
ジーンズは1800年代中盤のゴールドラッシュにわくアメリカ・カリフォルニアで誕生しました。
未開の岩山や山野でショベルやハンマーを振るって金を掘り出す鉱夫たちの作業着として重要視された条件は、いかなる酷使にも耐えてくれるタフさでした。
そしてもうひとつ、大自然のなかという作業環境だからこそ求められた特殊な条件、それはヘビ除けです。
猛毒をもつガラガラヘビから襲われないために、ヘビが嫌う成分を含む植物・インディゴ(藍)で染めた青い糸を使用したのが、ジーンズのカラーとしてブルーが定番になった理由とされているんです。
後世になり、本当にヘビがインディゴの成分を嫌うのか否かの議論が起こりましたが、調べる限りだとその論争に終止符は打たれていないようです。
とはいえ、かつてのヘビ除けのための工夫が現代のファッションを代表するカラーリングになっているなんて、すごくロマンを感じますよね。
本日はここまでとします!
また来週!